JSTの日本－フランス共同研究「エッジAI」の採択
国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）は、戦略的国際共同研究プログラム（SICORP）の一環として、「日本－フランス国際産学連携共同研究」（エッジAI）の新規課題を採択しました。このプログラムは、文部科学省が特に重要として設定した協力国・地域および分野において、国際共同研究課題に対する研究費を支援するものです。
エッジAI分野の国際共同研究
エッジAIは、データ処理をデバイスの近くで行う技術であり、クラウドコンピューティングに依存しないため、リアルタイム処理やプライバシー保護に優れています。この分野の研究は、AI技術の進化と応用範囲の拡大に大きく貢献すると期待されています。
日本とフランスの協力
このプログラムでは、日本とフランスの研究機関が協力し、エッジAI技術の発展に向けた共同研究を行います。フランス国立研究機構（ANR）との協働により、両国の専門知識とリソースを組み合わせることで、より効果的な研究成果が期待されます。
研究課題の採択
今回の募集では、11件の応募があり、その中から3件の研究課題が採択されました。これらの研究は、エッジAI技術のさらなる発展を目指すもので、研究実施期間は4年間（48ヵ月）を予定しています。
まとめ
JSTによる「日本－フランス国際産学連携共同研究」（エッジAI）の採択は、国際的な研究協力の枠組みの中で、エッジAI技術の発展を目指す重要な一歩です。この共同研究は、AI技術の進化に寄与し、世界的な技術革新への道を拓くことが期待されます。
コメント